PC用スピーカーにあまりお金はかけたくない、でも高音質がいい!というわがままな私の願望を叶えてくれたのが「Creative Pebble(クリエイティブペブル)(型番SP‑PBL)」です。
Creativeは「会社名」
Pebbleは「丸い小石という意味」
型番は「SP-PBL」
PC用と書きましたがスマホなどのステレオミニジャック(イヤホンジャック)が接続できるデバイスならなんでもOK(ただしUSBによる電源供給は必要)
では「SP-PBLを選んだ理由(購入前)」と「SP-PBLのレビュー(購入後)」からコスパが良い理由を見ていきましょう。
SP‑PBLを選んだ理由(購入前)
私の場合スピーカーは店頭に足を運び実際視聴してから判断しますが、近くのお店に商品がなかったのと、低価格帯で入手できるとあって今回はぶっつけ本番で購入することにしました。
とは言っても「本当にSP-PBLを選んでいいのか?」その判断材料(製品の情報)は出来る限り集めてみることに。
以下がSP-PBLを選んだ理由です。
- 「Amazon's Choice」で2019年売れ筋ランキングNo.1だったから
- USBで電源を供給できるタイプだったから
- PC用には十分な出力数だったから
- スピーカー前方に音量つまみがあったから
- 低価格帯で口コミがよかったから
もし何かの理由で視聴できない、近くにお店がない、という方は判断材料の参考にしてみてください。
「Amazon's Choice」で2019年売れ筋ランキングNo.1だったから
「Amazon's Choice」とは何か?公式では以下のようなことが書かれています。
Amazon's Choice は、すぐに発送ができて、評価が高く、お求めやすい価格の商品をおすすめします。
↓こういうやつ
普段amazonを見る人はわかると思いますが、おすすめ商品には「Amazon's Choice」というマークが付いており、たくさんあるわけではありません。おそらく一定の条件をクリアしたものに付けられるものかと。
「発送が早い/評価が高い/入手しやすい価格」私はそういった商品を選んで失敗したことは一度もありません。(あくまで私個人の結果です)
それでいて2019年売れ筋ランキングNo.1という安心感も判断材料の一つです。
※アマゾン売れ筋ランキングは1時間ごとに更新されています。2019年6月の時点で1位でしたが、順位変動する可能性もあります。
USBで電源を供給できるタイプだったから
USBでPCに接続すれば電源供給できるので「コンセントを必要としない」
私の場合フルでコンセントを使っているのでUSB電源タイプで助かりました。USB電源タイプは必須っとまでは言いませんが、ノートパソコンなら外出先で電源がなくてもスピーカーから音を鳴らすことが出来る点と、なるべくスタイリッシュに抑えられるという点もポイントです。
というか最近はこのタイプのものがほとんどですが、たまにステレオミニジャックも必要としない完全USBに接続するだけタイプもあります。ただこのタイプは低音域に弱く「ドンドンズンズンという迫力に欠ける」点が妥協できなかったので除外しました。
PC用には十分な出力数だったから
「スピーカー最大出力は4.4W」です。
当初は作業用のBGMを流す程度と考えていましたが、どうせなら多少迫力のあるサウンドで映画鑑賞もできたらいいなと。(多少というのはサウンドに詳しくない素人が聴いて高音質だと思えるぐらい)
PC前に座って聴く分には4.4Wあれば十分な出力数なのでこれも問題なくクリア。
スピーカー前方に音量つまみがあったから
他のPCスピーカーのつまみ位置を見ると側面にあったり、後面にあるものも。
音量は頻繁に触りそうだったので、やはり「手を伸ばした時、スッと簡単に調節できるもの」の方が楽です。
例えばYouTubeを視聴する時、動画によってオリジナルの音量はバラバラです。大き過ぎるものや小さ過ぎるものまで予測不能。そんな時、毎度毎度スピーカーの側面や後面に手を回すのも面倒ですよね(笑)また急に電話がかかってきた時もそうですし、何かのタイミングで上げたり下げたりは必ずあります。
SP-PBLの音量つまみは、スッと手を伸ばすだけで調節できる前方に位置されているので問題ありません。
低価格帯で口コミが良かったから
SP-PBLの相場はだいたい2000円前後でクーポンなどを使えばさらに安く入手できるというお手軽さ。
しかし、ここで重要なのが「低価で良い物かどうか?」
高くて良い物は見つけやすいですが、安くて良い物はそう見つかりません。っと言いたいところですが、今は違います。
安くて良い物は世間が教えてくれるから短時間で見つけられる時代になりました。世間が教えてくれるというのはご存じだと思いますが、そう「口コミ」です。その製品の評価を購入者にしてもらうことで「信憑性のある情報」となります。
「SP-PBLは安いけど本当に大丈夫?」「安さには何か欠点があるのでは?」と思うのが普通ですが、ここで口コミや評価を見ると思いのほか評価が高い。時には厳しい意見もありますが、総合的に高評価となれば安心できますよね。
スマホだけでもすぐ調べられる時代ですから、よっぽどのミスをしない限り当たりを引く確率は高くなります。仮に失敗したとしても数千円の損で済むので精神的にも楽になれる。という二段構え。
SP‑PBLのレビュー(購入後)
では購入後のレビューをしていきます。本体へのケーブル類の配線は不要でドン!ドン!と箱に入っています。到着後すぐにPCに繋いで視聴することができるので楽ちんですね♪
レビューですが結論から言うと「良い買い物をした!」です。安いから安い音質かも…と不安要素はありましたが、自分の中では1万以上でもいいんじゃ?という感想。正直良い評価を書くつもりはなく荒探ししてやろうっと思っていましたが今のところ欠点は見つかっていません(今後欠点が見つかれば追記しますが恐らく誇りは出てこない…そんな予感)
基本スペック | |
スピーカー構成 | セパレート型ステレオ |
サイズ | 約114×113×116mm |
重さ | 約300g |
ドライバー | 各サテライト2インチ |
周波数 | 50Hz~20kHz |
SN比 | 86dB |
入力系統 | ライン入力 |
入力端子 | φ3.5mmステレオライン入力 |
電源 | USB |
電源LED | 右スピーカー前面 |
音量コントロール |
サイズ感
写真で見るより一回り大きく感じます。手の平に乗せるとわかるかと。
しかし、これぐらいなら許容範囲、むしろチャッチさがなく小さ過ぎず大き過ぎないサイズ感ではないでしょうか。ドシっとしていてしっかりしています。後述しますがディスプレイの横に置いても邪魔に感じることはまずないでしょう。
音量つまみ/ケーブル類/その他
音量つまみは手の届きやすい前面に。左の小さい穴がLEDになり、つまみを回して電源ONにすると緑に光ります。
※音量つまみ付きスピーカーが「右スピーカー」になります。しかしPCの位置が左側なら左に置けばいいかと。
音量つまみがあるスピーカーから3本配線が出ています。それぞれ「USB/ステレオミニジャック/片方のスピーカーにつながる線」
あとはUSBとステレオミニジャックをPCに接続するだけなので簡単です♪
USBは以下のものに接続できます。
・PCの空きUSB端子
・テレビのUSB端子
・モバイルバッテリー
・スマホのUSB充電器
100円均はノイズの心配があるので使わない方がいいかと。
低音共鳴板 |
滑り止め |
「低音共鳴板」はパッシブラジエータといって「低音」を響かせるものです。迫力ある低音サウンドを望むなら、なるべく壁側に近付けて反響させると胸にズンズンきますし、作業用のBGMを望むなら、なるべく壁側から離すといいでしょう。
裏面には「滑り止め」があるので安心して設置できます♪
上向き45°ドライバーでサウンドが伝わりやすい
実際置いてみると、すっきりコンパクトに配置完了。私の場合低音を強調させたかったので壁に近いディスプレイのやや後方に配置しています。
また角度が上向き45°で、ちょうど座った時ダイレクトにサウンドが伝わる角度になっています。
音質について
音質は低音域がドン、高音域がシャリというドンシャリ音です。
小音で聞き流すBGM用としては「ギターの弦を弾く音、擦る音がリアル」に感じました。スピーカーのすぐ後ろで演奏してるイメージ。
通常音楽鑑賞用としては「ボーカルに透明感があり、抜けのいい自然なサウンド」という印象。また、映画鑑賞用としては「低音共鳴板が程よい低音を出してくれる」ので個人的には用途に合うバランスのいいサウンドかと。
個々の好みや、サウンドにこだわる人もいると思いますがハッキリいって素人なら余裕で高音質だと感じると思います。また、この価格帯での音質となれば文句は言いづらい(笑)
あえて文句を言うなら音量を上げ過ぎると歪んでしまう点。しかしスピーカーの大きさを考えると仕方ない。そもそもPC用でそんな爆音で聴くこともないでしょう。
ちなみに当サイトで紹介したポータブルスピーカーと聴き比べてみましたが月とスッポン。そもそも用途が違うので仕方ないといえば仕方ないんですが(笑)
どんな人に向いてる?
- PC用として気軽に音楽を楽しみたい人。
- PCデスクの場所を取りたくない人。
- 予算2000円以内で考えてる人。
- 聞き流すBGMから映画鑑賞までオールラウンダーで使いたい人。
・PC用として気軽に音楽を楽しみたい人
USBから電源供給できたり、45°の傾きドライバーなど、基本的にはPC向けの仕様ですからPC用に使うのが望ましいです。
・場所をとらないコンパクト重視な人。
小さ過ぎず大き過ぎないちょうどいいサイズでPCデスクに置いても窮屈感はなく、デザインもお洒落ですからインテリアにもなります。
・予算2000円以内で考えてる人
冒頭でも記述しましたが「お金をかけず、高音質なもの」をお探しの方にはピッタリかと。サウンドの好みはあるかもしれませんが少なくとも私はコスパ良好だと判断しました。
・聞き流すBGMから映画鑑賞までオールラウンダーで使いたい人
聴くものによって得意不得意はあるかもしれませんが、サウンドにゴリゴリのこだわりがなければ、オールラウンダーでいろんな用途に対応してくれるかと思います。