【全16種】BOSSコンパクトエフェクターの種類・特徴「歪み/空間/モジュール/ダイナミックス/フィルター」

BOSSのコンパクトエフェクター第一号はOD-1(オーバードライブ)で、その後様々な名機を生み出し、世界のギタリスト、ベーシストが愛用する評価の高いエフェクターとなりました。

 

そんなBOSSコンパクトエフェクターですが、一体どれほどの種類があるのか?どんな特徴があるのか?

 

というわけで「歪み/空間/モジュール/ダイナミックス/フィルター」という系統から、さらに細かい種類別に解説していきます。

 

エフェクター選びのご参考にしてください♪

コンパクトエフェクターとは?

コンパクト マルチ
【出典元・amazon.co.jp】

ギター・ベースエフェクターは大きく分けて「コンパクト」「マルチ」があります。

 

コンパクトエフェクターは「一種類の効果が内蔵されているもの」
マルチエフェクターは「様々な効果が内蔵されているもの」です。

 コンパクトエフェクターは中級・上級者におすすめ

コンパクトエフェクターは一種類の効果しかないので、他の効果が必要な場合は「その数用意しなければならない」というのが特徴です。

 

当然必要な効果が多くなれば多くなるほど持ち運ぶエフェクターも多くなり、それらをつなぐ「シールド」も増え、接続させる手間も増えます。

 

またコンパクトエフェクターが増えるとノイズの原因となり音質が低下したり、何かと扱いが難しいエフェクターで初心者の方ではハードルが高くエフェクターに慣れてきた「中級~上級者向け」におすすめです。

コンパクトエフェクターのメリットは?

上記の特徴だけ見ると「マルチの方が便利そう」と思うかもしれませんが、コンパクトエフェクター最大のメリットは「どんな組み合わせでも自由に選べる」というもの。

 

例えばBOSS製品だけじゃなく他社のエフェクターとも連結できるため「自分好みのサウンドが作れる」というメリットがあります。

 

エフェクターの経験を積んでいくとアレもコレも試したくなるものですし、初めから勉強のためにコンパクトエフェクターを選ぶ方もいます。

 

また持ち運びや接続が面倒という人でも専用のエフェクターボードを使えば負担を軽減してくれます。

 

こういうの

【出典元・amazon.co.jp】

初心者の方はコンパクトよりマルチがおすすめ

エフェクターの種類は数多く、初心者の方は何をそろえたらいいのか戸惑ってしまいます。わけわからないまま集めるより、ある程度エフェクターというものに慣れてからのほうが無難かと。

 

そこで登場するのが「マルチエフェクター」

 

マルチエフェクターは複数のエフェクターを一つに集めたもので、それ一つで様々な効果を得ることができ、複雑な切り替えもスイッチ一つで出てきしまうという車で言うオートマみたいな便利アイテムです。

 

また必要なエフェクターを一つずつ集めるより安上がりになる点も嬉しい。

 

ただし、コンパクトエフェクターと違って他社のエフェクターと組み合わせできない点がデメリット。

 

勉強ついでにコンパクトエフェクターから入って長期的に使っていくか、まずはエフェクターというものに慣れてからにするかはその人次第。実際に楽器店に出向き試してみてから決めるのもありですね♪

 

初心者の方におすすめするマルチエフェクターはこちら。

BOSSエフェクターの特徴

さて、本題に入っていきましょう。まず初めに「BOSSのエフェクターってどうなの?」というところですよね。

 

ここではBOSSのエフェクターの特徴を見ていきたいと思います。

BOSSエフェクターは"世界初"が多く最先端

BOSSはローランドの子会社です。

 

ギター・ベース用のエフェクターを主に製造・販売しており、中でもコンパクトエフェクターは国内はもちろん海外でも活躍するほどのブランド力があります。

 

BOSSエフェクターの特徴は「形は変えず中身は最先端」というところ。

 

またBOSSは数多くの"世界初"を世に送り出してきました。例えば

 

  1. ON・OFF時の無ノイズ。
  2. コンパクトエフェクターの外部電源駆動。
  3. ワンタッチで電池交換できる。
  4. LEDのバッテリー確認。
  5. 2軸コントローラー搭載。
  6. 高音質のDSPを採用(Digital Signal Processorの略でDD-7に採用)
  7. ディレイ、リバーブ、ピッチシフターなどをコンパクト化。

 

などが挙げられ、時代が進むたびにBOSSエフェクターも進んできました。

BOSSエフェクターはケタ外れに「頑丈」

エフェクターは演奏中何度も踏みます。踏んで踏んで踏みまくります。

 

そういう使い方をするものですから当然「頑丈」でなければなりません。

 

そこでBOSSエフェクターは一体どれほど頑丈なのか?というとハッキリ言って「どうやって壊したらいいのかわからない」ぐらい頑丈に作られています。

 

車にひかれても、氷漬けにして放り投げても壊れない凄まじいタフさ。

 

とてもわかりやすい公式動画がありましたらのご参考ください。

BOSSエフェクターを車で踏みつぶす

体重が気になって思いっきり踏めない…はい大丈夫です。

 

BOSSエフェクターを氷漬けにして放り投げる

持ち運び中に落とした…壊れてないか心配…はい大丈夫です。

 

 

というように普通に使っていて考えられる過重や衝撃の心配はありません。

BOSSエフェクターの種類

【出典元・amazon.co.jp】

次にBOSSエフェクターの種類について見ていきましょう。

 

歪み系のオーバードライブから空間系のディレイなど、BOSSエフェクターにはどんな系統があり、どんな種類があるのか?も気になるところです。

 

ここではBOSSを代表するエフェクターを系統・種類別にいくつかピックアップしてみます。

 

※系統をクリックすると下へスクロールします。
系統 種類
歪み系 オーバードライブ/ディストーション/ブルースドライバー/フィズ
空間系 ディレイ/リバーブ/ルーパー
モジュレーション系 コーラス/フェイザー/フランジャー/トレモロ
ダイナミックス系 コンプレッサー/リミッター
フィルター系 ワウペダル/ゲート
その他 チューナー

BOSSの「歪み系」エフェクター

歪みとはオーディオなどが「音量の上げ過ぎで音が潰れた状態」になることです。

 

その状態を人工的に作ってしまおう!というのが歪み系エフェクターで、ギターの歪みはとても心地いいものです。

BOSS Overdrive OD-1X

※画像をクリックするとamazon販売ページへアクセスします。(以下省略)
オーバードライブ
抑えておきたいポイント

歪みの基本です。真空管アンプをドライブさせたような音でガッツリではなくソフトに歪む特徴があります。

 

ブースターとして使用されてる方も多い。

BOSS Distortion DS-1X

ディストーション
抑えておきたいポイント

オーバードライブよりもさらに歪ませるならディストーション。ワイルド感がありハードロック好きにはたまらないサウンドです。

 

80年代以降オーバードライブと一緒に人気を高めていきました。

 

オーバードライブとディストーションの違いについて詳しくはこちら。

BOSS Fuzz FZ-5

フィズ
抑えておきたいポイント

ディストーションよりさらに歪ませるならフィズ。スピーカーが壊れてしまうのでは?という攻撃的なサウンド。

 

倍音成分が多く「潰れた音」「濁った音」という表現もされます。

BOSS Blues Driver BD-2

ブルースドライバー
抑えておきたいポイント

ブルースギターからゲインを上げたらハードロックまで多彩に使えるオーバードライブ。

 

幅広いジャンルに対応でき使い勝手がよく初心者の方が最初に選ぶエフェクターとしておすすめ。

BOSSの「空間系」エフェクター

空間系は「音に空間的な広がり」を与える効果があります。

 

例えばお風呂やトンネル、山頂で「やっほー」と声を出した時のイメージをしてください。

 

音の「反響」や「反復」で、そこに"空間"を作ってくれるのが空間系エフェクターで、演奏する曲次第では空間系がないと成り立たない曲もあるほど重要なエフェクターの一種です。

 

空間系エフェクターについて詳しくはこちら。

BOSS Digital Delay DD-7

ディレイ
抑えておきたいポイント

ディレイは空間系の中の「時間制御系」になります。音が遅れて聞こえてくるのが特徴で、やまびこやカラオケのエコーをイメージするとわかりやすい。

 

「やっほ~やっほ~やっほ~」というイメージで、その効果をギターの音で再現します。

BOSS Reverb RV-6

リバーブ
抑えておきたいポイント

リバーブは空間系の中の「残響系」になります。音を反響させるエフェクターでお風呂の中をイメージするとわかりやすい。

 

「あーあああああああ」というイメージで、その効果をギターの音で再現します。

 

またリバーブは「プレート」「ルーム」「ホール」「スタジアム」など様々な場所をイメージした効果があります。

BOSS Loop Station RC-3

ルーパー
抑えておきたいポイント

ルーパーは空間系の中の「時間制御系」になります。やまびこやお風呂のイメージとは違い「フレーズを記憶して半永久的に再生させる」エフェクターになります。

 

つまり多重録音するMTR(マルチトラックレコーダー)を必要とせずペダル一つで録音し、それらを再生させることができます。ライブで一人セッションもできる面白いエフェクター。

BOSSの「モジュール系」エフェクター

モジュール系は「音を揺らす」効果があり、「揺らし系」と呼ばれることもあります。

 

音が広がるように感じるコーラスを空間系と認識している方もいらっしゃいますが、仕組みが違います。

 

なのでコーラスはモジュール系に属すことにします。

BOSS Chorus Ensemble CE-5

コーラス
抑えておきたいポイント

入力されたギターの音を二つに分け、片方はそのまま、もう片方を少し遅らせ、それらをミックスして出力します。

 

倍音が美しく、きらびやかになるのが特徴で聴いたらコーラスだとすぐにわかるほど独特な音です。

BOSS Phase Shifter PH-3

フェイザー
抑えておきたいポイント

フェイザーは「位相のずれた音」をリアルタイムの音にミックスすることでシュワシュワとした効果を得ることができます。

 

カッティングなどのリズムプレイでよく使われ、のりのりファンクやハイテンポのジャズなど勢いがある時に踏むと気持よく演奏できます。

Boss Flanger BF-3

フランジャー
抑えておきたいポイント

仕組みはコーラスとほぼ同じで音を遅延させてウネるようなサウンドを作ります。これを「ジェットサウンド」と呼びます。

 

フランジャーはコーラスのようにかけ続けるものではなく「ここぞという時」に目立たせるものでエフェクター界の飛び道具と思ってください。

BOSS Tremolo TR-2

トレモロ
抑えておきたいポイント

トレモロと聞くとストラトギターにあるトレモロアームを思い浮かべますよね。

 

ということは「音程を上下させるエフェクター?」ではなく、トレモロエフェクターは「音量を周期的に変化させるエフェクター」になります。

 

ジャズやバラードによく使われており音量が上がったり下がったりして「断続的」に聴こえるのが特徴です。

BOSSの「ダイナミックス系」エフェクター

ダイナミックス系とは「音の強弱」に関係するエフェクターで音量を揃える効果があります。

 

エフェクターの中では最も効果がわかりにくく「ん?」となりますが、これがあるのと、ないのとでは大違い。料理で言う隠し味みたいなものです。

BOSS Compressor CP-1X

コンプレッサー
抑えておきたいポイント

コンプレッサーは「音を圧縮」する効果があります。圧縮というのは例えば、適当なコードを押さえ順番に1音づつ弾いた時、人間はコンピューターではないので必ず強弱にバラつきが生じます。その強弱を一定にしてくれるのがコンプレッサー。

 

1弦の強さが「6」
2弦の強さが「4」
3弦の強さが「8」
4弦の強さが「5」

 

この場合3弦の強さが強過ぎるので「5」に落とします。すると全体的にバラつきを感じることなく演奏することができ、逆に小さすぎる音を上げることができます。

BOSS Bass Limiter Enhancer LMB-3

リミッター
抑えておきたいポイント

リミッターはコンプレッサーの「強化バージョン」です。違いを言うとコンプレッサーは音を穏やかに抑えたり、ガツンと抑えたりできるわけですが、リミッターはそのガツンと抑えるのに特化したエフェクターになります。

 

では、実際どれほどガツンと抑えるのかというと

 

コンプレッサーは「飛び出た音をハンマーでどついて抑える」
リミッターは「飛び出すことすらできない」

 

リミッターはある一定の音量に達すると、それ以上大きくならず「すべて同じ音量に制限」されます。

 

アクセルを踏み続けてもある一定の速度に達すればそれ以上速度が上がらない車みたいなもの。

BOSSの「フィルター系」エフェクター

フィルター系は読んで字の如く「濾す・ろ過する」もので、簡単に言うと空気清浄機みたいなものです。

 

余分なものを取っ払い綺麗にする機械と思ってください。

BOSS ワウペダル PW-3

ワウペダル
抑えておきたいポイント

リードプレイやカッティング演奏などで「ワウワウ~」というウネったようなギターサウンドを聞いたことありませんか?それがこれ。

 

ペダルを踏むと「ギター周波数帯を変化」させ、踏み込むと高音域がブースト、上げると中音域がブーストします。

BOSS Noise Suppressor NS-2

ノイズ
抑えておきたいポイント

ノイズゲートのゲートとは「門」という意味で、これはノイズをカットしてくれるエフェクターになります。

 

大きな音量だけは通し、小さな音量はカットしてくれるもので、例えばエレキギターをアンプに繋ぐと「ジ~~」という音を聞いたことありませんか?あれをカットしてくれます。つまり「演奏上必要でない音をカットする」ものだと思ってください。

BOSSの「チューナー」

ギターやベースの先っちょについてるペグをクルクルして音程を合わせる時に使う道具です。

 

エフェクターとして繋いでおけばライブ中いつでもチューニングすることができ、ギタリスト、ベーシストはこれがないと話になりません。というぐらい重要なアイテム。

BOSS CHROMATIC TUNER TU-3

チューナー
抑えておきたいポイント

ライブなど暗闇でもハッキリとメーターが見える高輝度のLEDと正確なチューニングが可能です。

 

このエフェクターはチューナー機能だけでなく他のエフェクターに電源を供給する「パワーサプライ」という機能もあります。

BOSSエフェクターの種類早見表

※商品名及び画像をクリックするとamazon販売ページへアクセスします。
歪み系

BOSS Overdrive OD-1X
オーバードライブ
【特徴】
ソフトに歪む。

BOSS Distortion DS-1X
ディストーション
【特徴】
オーバードライオブよりさらに歪む。

BOSS Fuzz FZ-5
フィズ
【特徴】
ディストーションよりさらに歪む。

BOSS Blues Driver BD-2
ブルースドライバー
【特徴】
ブルースギターからゲインを上げたらハードロックまで幅広く使える。
空間系

BOSS Digital Delay DD-7
ディレイ
【特徴】
時間制御系で、やまびこのような効果が得られる。

BOSS Reverb RV-6
リバーブ
【特徴】
残響系でお風呂の中のような効果が得られる。

BOSS Loop Station RC-3
ルーパー
【特徴】
時間制御系でフレーズを記憶して再生させる。
モジュール系

BOSS Chorus Ensemble CE-5
コーラス
【特徴】
音を二つに分け、一つを遅らせてミックス。煌びやかな効果が得られる。

BOSS Phase Shifter PH-3
フェイザー
【特徴】
位相のずれた音をリアルタイムの音にミックス。シュワシュワとした効果が得られる。

Boss Flanger BF-3
フランジャー
【特徴】
仕組みはコーラスとほぼ同じ。音を遅延させてウネるような効果が得られる。

BOSS Tremolo TR-2
トレモロ
【特徴】
音量を周期的に変化させ、断続的に聴こえる効果が得られる。
ダイナミックス系

BOSS Compressor CP-1X
コンプレッサー
【特徴】
音の強弱を揃えて、全体のバラつきを一定にする効果が得られる。

BOSS Bass Limiter Enhancer LMB-3
リミッター
【特徴】
一定の音量に達したらリミットをかけ、それ以上の音量を出さないようにする。
フィルター系

BOSS ワウペダル PW-3
ワウペダル
【特徴】
ペダルを踏むと周波数帯を変化させ、ワウワウ~という効果が得られる。

BOSS Noise Suppressor NS-2
ノイズ
【特徴】
演奏上必要でない音をカットしてくれる。
その他

BOSS CHROMATIC TUNER TU-3
チューナー
【特徴】
暗闇でも正確なチューニングが出来る高輝度LEDを装備。

まとめ

コンパクトエフェクターは他社エフェクターと組み合わせできる強みがあります。

 

本記事ではBOSS製品のみですが、例えば歪み系はBOSSで、空間系は定評のあるTC Electronicにしてみたり。そのブランドが売りにしてる個性あるエフェクターを使い分けるのもありです。というか大体のギタリスト、ベーシストがそうしてます。

 

いろんな組み合わせを試してみて自分に合うエフェクターを見つけてみてください♪

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